【完全版】海外赴任の引越し準備:失敗しない「荷物仕分け」3つのステップ

はじめまして!カブの海外駐在サバイバルの管理人、カブさんです。
この記事は、当ブログの記念すべき第1本目の記事になります。

僕がどのような経緯で新卒3年目にして海外駐在の機会を掴んだのかについては、ぜひAbout Meページをのぞいてみてください!

カブさん

今後ともよろしくお願いします


海外赴任や海外留学が決まると、真っ先にぶつかるのが「結局、日本から何を持っていけばいいのか?」というパッキングの悩みですよね。
先に結論からお伝えしてしまうと、仕分けは「持っていくもの」から選ぶのではなく、1〜2ヶ月前に「日本に置いていくもの・処分するもの」を最初にすべて決めてしまうのが正解です!
最初に「日本に残すもの」をバッサリ削って全体のボリュームを減らしてから、【手荷物 ➔ 航空便 ➔ 船便】の順番で本当に必要なものを優先度順に選んでいく。この手順を踏むことで、取捨選択が圧倒的にやりやすくなります。

言葉も文化も違う国での新生活。「現地で手に入らなかったらどうしよう」「余計なお金を払って失敗したくない」と不安になり、気づけばスーツケースがパンパンになって閉まらない……というのは、渡航前の“あるある”だと思います。僕自身も出発1週間前までまさに同じ状態で頭を抱えていました。

持っていける荷物の容量には限界があります。だからこそ大切にしたいのは、「安心したいから何でも持っていく」のではなく、「何を持参して、何を現地調達で割り切るか」を落ち着いて判断することです。

今回は、僕が実際にアイルランドへ渡航し、現地で生活してみて「持ってきて良かったアイテム」「わざわざ持ってこなくてよかったもの」、そして多くの方が見落としがちな「出国前のインフラ準備」まで、全体像が一目でわかる形でお話しします。


目次

【仕分けの鉄則】「持っていくもの」から選ぶと必ず失敗する

荷造りを始めるにあたって、まず結論からお伝えします。

仕分けは「持っていくもの」から選ぶのではなく、渡航の1〜2ヶ月前に「日本に置いていくもの・処分するもの」を最初にすべて決めてしまうのが正解です。

【失敗のあるあるパターン】
部屋の荷物を眺めながら「これも必要かも…」と持っていく候補を積み上げる
 ➔ 結果:荷物が溢れ、スーツケースも引越便も重量・容量オーバーでふりだしに戻る

【カブさんおすすめの逆算アプローチ】
① まず「日本に残すもの(実家・売却・処分)」を決めて全体の母数を減らす
 ➔ ② 残った本当に必要なものだけを【手荷物 ➔ 航空便 ➔ 船便】の順に仕分けする

一人暮らしの部屋にある家具、家電、大量の服、本などを前にして「どれを持っていこうか」と考えると、選択肢が多すぎて思考がパンクします。僕は1K6畳という小さな部屋だったのですが、それでも今振り返ると想像以上に物が多かったです笑

まずは「これは絶対に海外には持っていかない」というものを、以下の3つに仕分けて付箋などを貼っておくなどし、見分けが付くようにしてください。

  1. 実家に送るもの:思い出の品、衣服、重要書類、(この際実家に送っちゃえ!という物)など
  2. 処分・売却するもの:2年以上着ていない服、もう読んでいない書籍など
  3. トランクルーム等に保管するもの:大型家具や家電、帰国後も必ず使うこだわりのインテリアなど

このステップを踏んで荷物の母数を減らしてから初めて、「海外へ持ち込む荷物の選別」をスタートします。この手順を徹底するだけで、パッキングの迷いは8割消えます。


荷造りで迷わないための「3つの選別基準」

日本に置いていくものが決まったら、いよいよ「海外へ持っていくもの」の仕分けです。
まず初めに、「どれだけ持っていけるのか」について確認してみましょう。

単身で海外へ渡航する場合、当面の手荷物として持ち込めるスーツケースは基本的に1〜2個(受託手荷物23kg〜32kg×2個程度)です。

限られたスペースを最大限に活かすために、僕は以下の3つの基準で荷物を仕分けることをおすすめします。

  • ①「日本のものと現地の価格・品質差」が大きいか?
    日本なら100均で買えるのに、現地ではクオリティが低い上に15〜20ユーロ(約2,500〜3,500円)もするようなものは、迷わず日本から持ち込みます。例えば、調理器具などは100均で揃えられるものが、現地では10ユーロ(1,800円)くらいすることが多いです。
  • ② 到着後「数日以内」にないと生活・仕事が困るか?
    到着初日の夜や翌朝の食事、初出勤など、「現地調達する時間が取れない期間」で確実に使うものは手荷物必須です。100均のプラスチック皿が一枚あると便利。
  • ③ 自分の体格や生活習慣に影響するものか?
    衣類のサイズ感、使い慣れた医薬品など、「現地調達だとどうしても身体や感覚に合わないもの」は代用がききません。特に医薬品はマストです。赴任先の入国ルールにもよりますが、医薬品はできるだけ多めに持っていくことをオススメします。僕は到着2週間後に喉がやられてしまいましたが、日本から持ち込んだ医薬品で凌ぐことができました。

この3つのどれにも当てはまらないものは、「現地で買えば大丈夫。スーツケースに余裕があれば入れよう」と割り切ってしまって問題ありません。


【荷物仕分けの全体像】手荷物・航空便・船便・現地調達の振り分けルール

荷物は「スーツケース」「引越便(航空便・船便)」「現地調達」の3つに仕分けします。

【荷物の仕分けフロー】
┌─ ① 機内持ち込み手荷物 ─── 最低限の貴重品・PC・カメラ・数日分の着替え(ロストバゲージ対策)
├─ ② スーツケース(預け荷物) ── 「最初の1ヶ月半」をしのぐ必需品(★最重要)
├─ ③ 航空便・船便 ────── 住居確定後に届く荷物・シーズンオフの衣服・専門書などの本
└─ ④ 現地調達 ──────── 小型家電(アイロン等)・消耗品・かさばる日用品

ここで最も気をつけてほしい注意点があります。

よく駐在ブロガーの記事を見ると「航空便は1〜2週間で届く」と目にしますが、これは「現地で住む家が決まり、居住者登録(IRP等)や公的番号(PPSN等:日本のマイナンバー的なもの)を取得して、通関書類がすべて揃ってから1〜2週間」という意味です。

現地での家探しや公的手続きの期間を考えると、入国初日から荷物が届くまでは実質「1ヶ月半〜2ヶ月」かかります。
特に、公的手続きは予約システムの混み具合などによっても期間が変動します。

つまり、「スーツケースの中身だけで最初の1ヶ月半を不自由なく暮らせるか?」がパッキングの成否を分ける絶対条件になります。

※引越便の詳しい仕分けルールや通関の注意点については、海外赴任の引越便仕分け|船便・航空便・手荷物の分け方完全ガイド(準備中)で詳しく解説する予定です。

【完全保存版】スーツケースで持参すべき持ち物リスト

スーツケース(受託手荷物)および機内持ち込みに入れるべきアイテムを、カテゴリ別にまとめました。
ご自身の状況に合わせて、適宜活用してください。
※案外見落とされがち&僕が出国時に役立ったものを基準に選定しているため、超基本的な持ち物は省いています。
例えばパスポートとか、、

① キッチングッズ・生活立ち上げ(100均で揃う神アイテム)

現地到着直後は生活環境を整えるのに時間がかかります。初期費用を抑え、初日から無理なく自炊を回すための必須セットです。

  • 仕切り付きプラスチック皿・コップ・カトラリー(各1セット)
    軽くて割れず、スーツケースの隙間に入ります。仕切り皿(お子様ランチ風のお皿)が1枚あれば、初日からワンプレートで食事が完結し洗い物も減らすことができました。
  • 菜箸・お箸・木べら
    現地スーパーに「菜箸」はありません。また調理器具も現地で買うと品質の割に20ユーロ前後とそこそこするため、日本の100均で複数セット揃えておくのがオススメです。私は菜箸を4セット購入しました🥢
  • 洗濯ネット(複数枚)
    欧州の洗濯機はドラム式が主流で、服が傷みやすいとか。衣服を守るため、丈夫なネットをサイズ違いで持参しましょう。

② ガジェット・電源周り

大型の変圧器は不要です。最近のPCやスマホはグローバル(100V〜240V)対応のため、コンパクトな変換プラグと小型変圧器で十分対応できます。

  • TESSAN 海外用マルチ変換プラグ
    各国プラグ対応+USB-A/Cポート付き。デスク周りの配線がこれ1つで完結し、欧州旅行の相棒にもなります。
  • BESTEK 旅行用ポータブル変圧器
    日本の100V専用機器を使う際に利用。今の所100V目的で使ったことはありませんが、延長コードの代わりになるのと、欧州旅行にも持って行けるので便利です◎
  • iPad (+ キーボード)
    読書、資格や英語の勉強、PDF書類の処理、VPN経由のTverまで、自己投資と生活の基盤になっています。今ではなくてはならない存在です。折りたたみキーボードもあれば尚便利
  • スピーカー・イヤホン
    家にいる時、無音が続くとどこか寂しい気持ちになってしまうこと、ありませんか?
    特に単身で駐在される方にはオススメです!仕事から帰ってきた時や週末の朝など、気分転換に持ってこいです。
  • モバイルバッテリー
    欧州旅行で使い倒します。現地調達もできますが、出国時にも使えるため、日本で購入してくるのをオススメします。

※詳しいガジェットの選び方やデスク環境づくりは、海外駐在員のデスク環境・愛用ガジェット厳選紹介(準備中)で解説しています。

③ 衣類3〜5日分

「必要以上の普段着」はスペースを圧迫するだけです。オフィス用と週末用のミニマムな着回しに絞りましょう。

  • 丈夫なレインコート(上下セット)
    欧州は雨もですが風がとにかく強いです。折りたたみ傘はほぼ一瞬で壊れます。(なので現地人も傘をさす人はほぼいません。)手が塞がらないセパレートのレインウェアが実用面で最強です。私はワークマンのINAREMUを持ってきました。
  • コンパクトなダウン
    真夏の渡航であっても必須。欧州は8月でも天候次第で15度前後まで冷え込む日があります。ユニクロのウルトラライトダウンを持ってきましたが、一枚あれば安心感が全然違います笑
  • 仕事用の靴(2足)+ 普段用スニーカー(1足)
    靴は合計3〜4足で完結。仕事用の革靴は、雨に濡れて乾かない事態を想定して2足あると安心です。
    一足は出国時に履いていくので、2〜3足をスーツケースに入れておきましょう。
  • インナー・下着類・靴下(1週間分)
    下着類は少し多めに、日本で揃えて持参するのが確実です。ホテルや仮住まいに洗濯機がない場合でも、手洗いで回せるくらいの数は必須となります。
    個人的にオススメしているのが、1〜2日分は手荷物に入れておくこと。万が一ロストバゲージした際も、着回すことができます。
  • 普段着・パジャマ(3日分)
    前述した通り、必要以上の衣類は到着後1.5ヶ月間は不要です。そもそも週末くらいしか使う場面がないからです。
    パジャマは半袖・半ズボンに加えて、少し寒い時に着れるものも持っていきましょう。

④ 衛生用品・医薬品

  • 普段から使い慣れた医薬品・常備薬(多めのストック)
    風邪薬、胃腸薬、頭痛薬、コンタクトレンズ、目薬など。多めに持参しておくのが◎
    特に胃腸薬や便秘薬は使う機会がたまにあります。硬水でお腹を壊しがち…

⑤ 食料品

  • 赴任先の入国規制内での日本食
    到着日、疲れて外食などできない(またはそもそも夜遅くてお店が空いていない)こともあると思います。
    サトウのご飯とインスタント味噌汁があれば、文句はないです。私はサトウのご飯1週間分持ち込みましたが、本当にお世話になりました。
  • ふりかけ
    お米は現地スーパーで売っているはずです。ふりかけはないです。ふりかけがあれば、多少お米の質が悪くても美味しく食べることができます。
  • 酒・みりん
    こっちにきて気づいたことが、「料理酒や味醂は普通のスーパーでは手に入らない」ということ。
    お醤油は売っているはずです。余裕があれば、料理の基本調味料は全て揃えたいところですが、厳しい場合は酒・味醂は持っていきましょう。

⑥その他

  • 家族や大切な人との写真
    新たな土地で生活を立ち上げる初期、ふとした孤独を癒やす心の支えになります。
  • 使い慣れた文房具(ボールペン・替芯)
    「海外のペンはインク飛びや太さでストレスを感じがちです」と定番の意見を言いたいところですが、あえて批判を恐れず本音を言うと「シンプルに値段の割に質が悪い」です笑
    こっちで5ユーロ出すなら、日本で800円くらいのジェットストリーム等の本体と替芯を複数持参した方がいいと思います。
  • 予備の財布
    「無くしてもいいや」レベルの財布があると安心です。特に欧州旅行ではスリなどの軽犯罪が多発しているため、万が一スラれた場合でも割り切れるレベルの財布を持っておくのがオススメ。
    ブランド品や思い出の財布などは極力日本に置いていきましょう。
  • 室内用スリッパ
    これは持ってきた自分を褒めたい荷物の一つ笑
    海外のお家はフローリングやタイルが主流です。そのため、料理などで長時間立っていると足の裏が知らない間に疲れてきます。また、靴を脱ぐ習慣がない文化もあるため、掃除をするまでは足が汚れます。
    室内で履ける「足の疲れないスリッパ」的なものがあると便利です。現地でもあると思いますが、ご参考まで。

【割り切ってOK】スーツケースで持参しなくてよかったもの

スーツケースの限られた容量と重量を圧迫するだけで、「現地調達で十分だった」と実感したアイテムです。不安から詰め込みそうになったら、一度立ち止まってみてください。

  • × 必要以上の普段着・私服
    平日は仕事着(スーツやビジネスカジュアル)のローテーションになり、週末も部屋着と普段着が数着あれば十分に回ります。現地でもZARAやH&M、古着屋などで買い足せるため、スーツケースの貴重な容量を私服で埋めるのはオススメしません。
  • × アイロンやドライヤーなどの小型熱家電
    熱を発する家電は消費電力(W数)が非常に高く、日本の100V製品を変圧器経由で使い続けると故障や火災の原因になります。現地の家電量販店やスーパーで20〜30ユーロ程度の製品を購入する方が安全で、トータルコストも安く済みます。
  • × 本格的な変圧器
    最近のノートPC、スマートフォン、タブレット、カメラの充電器は大半が「100V〜240V」に対応しています。高額で重い変圧器を日本から持っていく必要はありません。また、もし日本の電圧にしか対応していない製品を使う場合も、上記で紹介したBESTEKの変圧コードで対応可能です◎
  • × 大量の紙の参考書・専門書
    本はスーツケースの重量オーバーを引き起こす一番の要因です。渡航直後から即座に使う1〜2冊だけを手荷物に残し、残りはiPad等に電子化(スキャン・Kindle)して持ち込むか、後から届く引越便に回しましょう。
  • × 洗剤やシャンプーなどの大量ストック
    消耗品は現地のスーパーやドラッグストアで安価に調達できます。到着初日の夜と翌朝に使う分(トラベル用ミニボトル)だけポーチに入れておけば、ボトルごと日本から大量に持ち込む必要はありません。

引越便の仕分け基準|航空便と船便の特徴比較と使い分け

スーツケースに当面の必需品を詰め込んだら、残りの荷物は航空便と船便へ論理的に振り分けます。会社から支給される容積や重量枠を無駄にしないためにも、まずは両者の決定的な違いを把握しておく必要があります。

比較項目航空便(引越便)船便(引越便)
到着時期入国後 1〜2ヶ月(住居・書類確定後)入国後 2〜3ヶ月以上
容量容積枠がシビア(高コスト・ダンボール数箱程度)容積枠が比較的大きい(低コスト・大物対応)
アイテムリスト・仕事着
・季節の変わり目に着る衣類
・すぐに使いたい調理器具、生活雑貨
・到着後すぐに使う専門書・語学テキスト
・オフシーズンの防寒着・寝具
・かさばる趣味の道具、追加の食器類
・急ぎではない書籍・書類原本
・精密機器(デスクトップPCやゲーム機など)
メリット船便よりも格段に早く到着する重量や容積の制限が緩く、かさばる荷物をまとめて送れる
注意点食料品・液体・危険物の制限が極めて厳格輸送期間が長期にわたるため、カビ・湿気・破損への対策が必須

航空便|生活立ち上げ期を支える準必需品

航空便には、生活環境が整い出したころ(渡航2ヶ月目頃)から確実に使う仕事道具や生活用品を配置します。

具体的には、スーツの替えや追加のワイシャツ、履き慣れた予備のビジネスシューズ、当面の自炊環境を充実させる追加の調理器具、自己研鑽に必要な専門書などです。これらは「入国初日には不要だが、船便が届く数ヶ月後まで手元にないと実務や生活に支障が出る」という絶妙なラインの荷物です。

カブさん

僕はなぜだかたくさんの書籍を詰め込んでしまい、到着時に自分でもびっくりしました笑もっと日本の調理器具などを持ってくればと反省…

船便|遅れても困らない荷物・精密機器

船便は発送から受領まで2〜3ヶ月以上を要するため、時間軸に縛られない荷物・精密機器だけに厳選します。

夏に渡航した場合の真冬用ダウンや厚手ニット、かさばる趣味のギア(ゴルフバックとか)、長期滞在用の生活雑貨などが該当します。またデスクトップPCなどの精密機器も船便1択です。

カブさん

僕はデスクトップPCを船便で運びました。まだ到着していませんが、問題なく届いたか報告しますね。

通関手続きの盲点|入国から実質1ヶ月半かかる現実

荷造りスケジュールを組む上で、最も警戒すべきなのが引越業者の「航空便なら1〜2週間で届く」というよく聞く言葉です。

実際には、この日数は賃貸契約と公的番号の受領後からカウントされます。現地での住居探し、外国人登録証(アイルランドならIRP)の受取、公的個人番号(PPSN等)の取得を経て通関書類が整うまでに、通常数週間から1ヶ月以上を要します。

入国初日から換算すると、実際に荷物(航空便)が手元に届くまで実質1ヶ月半〜2ヶ月はかかります。「航空便がすぐ届くから」と油断せず、最初の1ヶ月半を手荷物で耐える前提でスーツケースのパッキングをしてください。

※引越便の詳しい通関手続きや免税ルールについては、(準備中)海外赴任の引越便仕分け完全ガイドで詳しく解説する予定です。

荷造りに加えて…「出国前の通信・金融インフラ」

荷造りお疲れ様でした…!!最後に、忘れがちな出国前に日本で済ませておくべき「通信・や銀行口座」関連も軽く触れておきますね。詳細は個別のページで紹介する予定なので、今はざっと心に留めてもらえればと思います。

これらは一度出国してしまうと、国内住所がないため、新規契約や登録変更が極めて困難になります。物理的なパッキングと並行して、以下の3つを日本にいるうちに確実に準備しておきましょう。

【出国前に整えるべき3大デジタルインフラ】
① 通信関連:オススメは楽天モバイル(月額990円〜/SMS認証/日本へ通話無料)
② 銀行口座関連:Wise(格安海外送金) + Prestia(外貨中継) + Revolut(欧州決済)
③ 書類関連:住民票転出に伴う「委任状」の準備 & 重要書類のPDF保存

通信関連(日本の電話番号維持・SMS認証・無料国際通話)

日本の銀行ログインやクレジットカード利用確認で必須となる「SMS二段階認証」を死守するための回線です。出国に伴い日本の番号を解約してしまうと、日本のサービスへアクセスできなくなります。

初めての海外赴任者には楽天モバイルがダントツでオススメ
月額990円から維持でき、海外ローミング2GBが無料。
さらにオプションで「海外から日本への通話料が完全無料」になるため、初めての海外で不安な方や一時帰国時の病院予約・日本の役所・金融機関への問い合わせ用として大変便利です。
ちなみに私も楽天モバイルを利用しています◎

※月額コストを抑えた各社の維持比較や具体的な選び方は、以下の個別記事で詳しく解説しています。

銀行口座関連(Prestia / Wise / Revolut)

現地で銀行口座を開設するには、住居の確定や公的個人番号の取得などが必要で、実際に口座が開くまで数週間〜1ヶ月以上かかるのが一般的です。その間の決済や資金移動の環境を日本で整えておきます。

  • SMBC信託銀行 Prestia:日本円を外貨に振り替え、現地口座が開くまでの「中継・引き出し口座」として活用。日本の他銀行口座とのやり取りにも使います。
  • Wise(ワイズ):格安の為替手数料で日本円を現地通貨に送金できる必須インフラ。現地口座が開設された瞬間に生活立ち上げ資金を即座に送金します。
  • Revolut(レボリュート):欧州で圧倒的に普及しているデビット決済。現地での日々の買い物や同僚との割り勘をアプリ上で完結。

※送金手数料の仕組みや現地口座開設までの具体的な資金ルートは、以下の個別記事(準備中)で解説しています。

  • 記事3:(準備中)海外赴任前のお金の準備|Wise(ワイズ)を使った格安海外送金ガイド

書類関連( 住民票・重要書類のPDF化)

出国後に日本国内で突発的な公的手続きが発生した場合に備え、親族等へ代行を依頼できるよう「委任状」のフォーマットを作成しておきます。通常、役所では原本を求められるので捺印をした原本を被委任者の方に渡しておきましょう。

また、パスポート、ビザ認可書、雇用契約書、住民票除票などは、すべてスキャンしてGoogleドライブ等にPDF保存しておきましょう。航空便の通関や現地手続きで急に書類を求められても、スマホ1つで即座に対応できます。

さいごに:完璧な準備を目指さずに、ある程度割り切ることも大切

海外での新生活を前に、不安を感じるのは当たり前のことです。
不安をかき消すためにも完璧な準備を目指してしまうと思います。僕もそうでした。
ですが正直なところ、どれだけ準備しても、何かしら想定外のことが起こります。

なので、「これだけは持っていかないとマズイことになる」というものだけを忘れずに持っていけば、何の問題もありません。(例えば仕事関連のもの、重要書類、通信関連のもの等)
あとは現地でどうにかなります。

まずは、出国直前になって慌てることのないよう、日本にいるうちにやっておくべき「楽天モバイルの手続き」や「Wise・Revolutなどの口座開設」といった、今日からできる小さな準備から一つずつ前に進めてみてください。

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この記事を書いた人

新卒3年目海外駐在サバイバー


「6月から、アイルランドね」
新卒入社3年目の春に辞令一枚とともにそう告げられ、もうすぐアイルランドへと飛ばされる男。内向的な自分(INFJ)をタフ(INTJ)へと変えることに挑戦中。平日は仕事と英語学習に追われる傍ら、週末は「海外旅行」に全振りする生活を夢見て旅行計画に没頭。
このブログでは、若手駐在員の泥臭いリアルな日常と、カメラ片手に海外旅行を楽しむ「本気の旅ログ」を発信します。

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